エリアフ インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団
[TELDEC WPCS-6045]

 同じ顔ぶれで録音された8番(第1稿)は、僕の好きな演奏の一つです。ということで、これもかなり期待していました。しかし.....なんじゃこりゃ〜 (><"")。
 第一印象:とにかく「う・る・さ〜〜い!!」。この録音を聴いて金管のフォルテを迫力に感じる方もいるのでしょうが、ここでの強烈な響きは僕にとってほとんど凶器に近い。
 そして、第二楽章。これのどこが"Sehr langsam(非常に遅く)"なんじゃ〜!。これを聴いて「緩徐楽章」に感じる人は少ないのでは?「ちょーとっきゅうーー」の第二楽章です。
 私としては、とくにお勧めする点はありません。ブルックナーは音量の変化が魅力の一つですが、その極端な例を聴いてみたい方はどうぞ(自動車運転中のバックグラウンドミュージックには決してお勧めできません)。